現場で働く若手社員たちの目線から、日光医科器械を紐解く当座談会。
4名の社員に、入社理由や現在の業務、将来の展望を語ってもらいました。

参加社員

  • 松本達也

    営業
    八尾営業所所属
    2010年度入社

  • 下川智史

    営業
    八尾営業所所属
    2019年度入社

  • 船橋知沙

    営業アシスタント
    八尾営業所所属
    2018年度入社

  • 榎原沙織

    営業支援
    八尾営業所所属
    2018年度入社

それぞれの志を持って、医療現場を支える毎日

  • 松本

    僕たちの仕事は、手術に関わる器具の納品が主です。その先には手術を受ける患者様がいらっしゃるので、僕たちのミスが患者様にも悪影響を及ぼしかねない。100%の仕事が求められます。そういった意味ではちょっと堅いイメージを持たれる業界でもありますよね。そもそもですけど、みんなはどうして日光医科器械に入社しようと思ったんですか?

  • 下川

    私は以前、鍼灸整骨院で働いていまして、そこで痛みを取ってあげられなかった患者さんが整形外科を受診するということがよくありました。もっと患者様の役に立つ仕事をしたい!と思ったのが、この会社に入った理由です。

  • 船橋

    私は、前職でストレッチ専門のトレーナーをしていました。大学時代、スポーツ科だったのですが、ケガをしてしまって。そこから整形に興味を持つようになって、トレーナーの仕事に就いたんです。それからより深く整形のことを知りたいと思うようになって日光医科器械に転職しました。

  • 榎原

    私は新卒で入社しました。もともと、私自身がなにかと病院のお世話になることが多かったので、医療業界を目指していました。具体的にどの分野で、というのは考えていなかったんですけど、いろいろな医療業界の会社を受けるなかで、ここだったら自分らしく働けるんじゃないかと思って志望しました。

  • 松本

    みんなそれぞれですね。僕も新卒入社なんですけど、両親が医療業界で働いていたこともあってもともと興味がありました。ですから就活の時には、医療業界に絞っていろんな業種を受けて、当時はカワニシホールディングスという名前でしたが、現在のオルバホールディングスに入社。そこから日光医科器械へ配属されて、現在に至ります。

  • 下川

    入社してみて、驚いたこととかありますか?

  • 松本

    まず思ったことは、思ったより体力仕事だなってこと。そう感じた人は多いんじゃないですか?

  • 船橋

    面接の時に、「重たい荷物運ぶけど大丈夫?」って聞かれたものの、実際の重さはイメージがつかなくて。当時は「大丈夫です」って言っていたんですけど、持ってみたらめっちゃ重たくて(笑)。正直先輩や上司に手伝ってもらって荷物を運ぶことも多いです。

  • 松本

    金属製の器械など、かなり重たいものを段ボールごと運びますからね。重いと1箱が20~30キロは超えてて、それを3つ、4つとか。荷物を運んで仕分けしたり、必要なものを病院に納品したり、想像していた営業より体力仕事でした。もちろん協力してやりますけどね。

  • 榎原

    みんなこんな感じで和気あいあいとしてますけど、会社の社風も関係してるかなと思います。話しやすい雰囲気というか。

  • 松本

    社長もすごく話しかけやすい。話しかけやすい雰囲気を作ってくれて社長の方から、声をかけてくれます。上司もそうです。もちろん厳しい部分もありますから、メリハリのきいたアットホームな会社っていうべきかな。

  • 下川

    他の会社と比べると、良い意味で社長や上司との距離が近いと思います。

  • 松本

    フロアも一緒ですしね。

  • 船橋

    真剣な話もするけど、他愛もない話もできる関係というか。

  • 榎原

    ハードルがなく、気軽に相談できるいい雰囲気で、働きやすい会社だと思います。

勉強を続けることで、
お医者様の信頼を獲得

  • 下川

    入社当時は、医療用語が仕事中に飛び交って、混乱することもありました。
    今は「OJT」があって、いきなり現場飛び込むのではなく、まず座学で予備知識をつけます。しっかり教え込んでくれる期間があるので、これから入社する人は安心してほしいです。

  • 松本

    基本的に、勉強の機会は多いよね。

  • 下川

    常にありますね。社内の勉強会もありますし、社外から外部の講師を招いてより深い知識の勉強をさせてもらったり。
    病院の現場で実際に説明してくれることとかもたくさんあります。そうやって得た知識が、お医者様との会話とか営業先で活かされるんです。「知ってる?」ってお医者様に試されることもけっこう多いんですよ。そういうときちゃんと答えられないと、話にならないですから。

  • 松本

    信頼されるためにも、勉強してないとね。

  • 下川

    勉強しておくことは、非常に大事ですよ。

  • 松本

    下川君はアシスタントから営業になって、感じたことはありますか?

  • 下川

    営業アシスタントは営業から指示されたことを間違えないようにやるっていうのが基本的な仕事。でも営業アシスタントの時代にさまざまな知識を身につけておくからこそ、営業になってから自分からいろいろな医療機器や備品をドクターに直接すすめられるんだなと、今になって思いますね。

  • 榎原

    船橋さんは今、アシスタントをされていて、モットーにしていることとかありますか?

  • 船橋

    心掛けているのは、病院に行くとき、看護師やお医者様、事務の方に必ず挨拶をするようにしています。ちょっとでも顔を覚えていただけたら、何か依頼していただけることもあるかもしれない。そういった部分は気にかけています。

  • 松本

    それはすごく良い心掛けだと思う! 基本的だけど、大切なことだよね。

  • 船橋

    それから、営業支援の方は心強い存在だなと、現場に出ると思います。
    自分たちが業務でカツカツの時にメールや電話一本ですぐに手配してくださるので、すごく助かってます。

  • 松本

    パソコンのスキルも高いので、自分たちでつくると時間がかかってしまうような資料も、すぐにしっかりとしたものを作成して送ってくださって…。非常に助けられています。

  • 榎原

    営業支援として気を付けているのは、相手がどういうふうに受け取るのか意識することなんです。
    メールやメッセージのやりとりがほとんどなので、文面で説明するために太字にしたり、色を変えたり。文章の表現や資料のレイアウトなど、その都度工夫して配信するようにしています。

  • 松本

    めちゃくちゃ丁寧ですよね。安心感があります。

  • 下川

    チームワーク、ですよね。

  • 松本

    そうですね。
    営業現場でも、1つの病院に対して営業と営業アシスタントの2人体制をとっていて、2人で連絡を取りながら困難を解決していく。「アシスタント」という名前がついているんですけど、「相棒」みたいな形で仕事をやっているような感覚です。そこに営業支援のサポートもある。
    ほんと、チームワーク大事です!

達成感は、業務をやり遂げ、感謝の言葉を耳にした瞬間

  • 下川

    私は、整形外科分野はもちろん、その他の診療科でも病院の役に立てることはたくさんあると思っています。個人的には今後さまざまな診療科にも依頼や相談をいただける総合的な医療機器商社を目指し、率先してチャレンジしていける営業マンを目指していきたいと思っています。

  • 全員

    おぉ(感心)

  • 松本

    下川さんの課題意識ってどの辺にあるんですか?

  • 下川

    他診療科に進出していかないと、というのは常々感じているんです。整形と共通して困っていることは他診療科にもあると思いますし、整形の知識を活かした上で、提案できる内容もあるはず。
    常にそういう情報をキャッチしながら、新たに他の診療科に進出することを目指して頑張っていきたいなと考えています。

  • 榎原

    船橋さんはどう?他の診療科に提案しようって思ったこととか。

  • 船橋

    私はまだ、整形外科だけでいっぱいいっぱいです。でもやはり備品系の修理は整形外科だけじゃなくて他の診療科の依頼もあったりするので、いろいろな知識を身につけたいとは思っています。
    ですから、下川君の他の診療科もっていう考え、良いと思いました。

  • 榎原

    私も営業支援としてできることを増やしていきたいと思っています。
    営業支援の仕事の内容は多岐にわたります。営業から求められるどんな業務にも対応できるように簿記やシステム関係など専門的な知識も持っておかないと、と思って勉強し始めました。

  • 松本

    そうやって、一人ひとりがちょっとずつできることを広げていければいいですよね。

  • 榎原

    私はこれまで、任される仕事にとにかく対応していくという感じだったんです。でも売上や明細を見る機会も多いので、幅広くお金に関する知識があったら、気づきや提案が増えていくんじゃないかと。

  • 松本

    頼もしいですね。僕はさらに会社を発展させたいし、医療への貢献をもっと達成していきたい。こういう専門的な仕事をしていて、かなり質の高いものを提供できていると自負しています。新しい取引先を開拓する仕事や、下川君が目標としている他診療科への進出にも取り組んでいます。そして、このように会社として事業規模を拡大していくには、やはり人材育成がカギ。そちらにも力を入れていきたいですね。

  • 船橋

    みんなチャレンジ精神が旺盛ですよね。そのモチベーションややりがいはどこにあるんですか?

  • 榎原

    まったく経験したことのない新規の業務を任されることもあって、その度にどのようにすれば正確かつ効率的に依頼に応えられるのか、やり方を模索するじゃないですか。もちろん難しいこともありますが、自分なりに考えて新しいことをやり遂げられた喜びも感じられます。

  • 船橋

    私も。上司や先輩が丁寧に一から教えて下さって、徐々に業務ができるようになってきたんですけど、一人で仕事を任された時にやっと営業に近づけたなと思いました。

  • 松本

    自分を高めていく、できるようになるってことも力になりますね。それに加えて医療従事者の方から感謝の言葉をいただくことが、僕たちの仕事の原動力になってるんじゃないかと思います。

  • 下川

    そうですね。お医者様に提案・準備した製品は患者様への健康に直接関わります。責任が大きい仕事です。だからこそ、手術がうまくいったときや、イレギュラーな状況に臨機応変に対応できたときにいただく感謝の言葉は、何物にも代えがたいです。

あなたの思う、
各営業所の特徴は?

  • 松本

    私の所属する八尾営業所(本社)は、在籍人数が最も多いですね。
    特徴としては、オンオフのメリハリがはっきりしていることでしょうか。就業時間中は真面目に仕事をして、終業後は雑談をしたり、食事に出かけることもあります。

  • 下川

    阿倍野営業所は、一体感が特徴的ですね。所属社員に話を聞くと、川髙所長の強いリーダーシップや、優しさを感じるご指導もあって、団結力はピカイチ。上長たちの細やかな目配りにも助けられながら、高いモチベーションをもって働けていると、もっぱらの評判です。

  • 船橋

    奈良営業所に足を運んだことはないのですが、所属社員曰く、和やかな雰囲気で梶野所長が自ら笑いを提供してくれたりと笑顔が絶えないそうですよ。社屋も新しくなったと聞いて気になってるんですよね。

  • 榎原

    営業所ごとのカラーはあれど、「日光医科器械」という会社全体の持つ雰囲気は共通かもしれないですね。風通しが良くて、アットホームな雰囲気といいますか。年に1回、全社員が集まる「キックオフミーティング」で他営業所の方と交流していても、根幹は一緒なんだな、今期もみんなで頑張っていこう、と思えるんです。